セーラームーンミュージアムに行ってきました!
漫画の連載開始から今年で30周年を迎えた「美少女戦士セーラームーン」
アラサー世代の私たちにとって、夢と希望を与えてくれるセーラームーンは幼少期の憧れだったのではないでしょうか。
セーラームーンの物語で描かれる友情や愛情、細部までこだわられた衣装や戦闘アイテム、美しい背景など、子どもの頃のトキメキは大人になっても心の中で生き続けていますよね。
そんなセーラームーンの世界観にどっぷりと浸かることができる「セーラームーンミュージアム」が六本木ミュージアムで開催中です。
セーラームーンの大ファンの筆者も、開催の発表からずっと楽しみにしていた展示会です。
混雑を避けるために、少し空いてきた7月平日に行ってきたのでその様子を紹介します。
他にもこの記事では、ミュージアムの攻略法を中心に、チケットの取り方、会場までの行き方、私が実際に行ってみて感じたことや、グッズの買い方や、カフェに並ばずに入れる方法を紹介します。
セーラームーンミュージアムまでの行き方に不安がある人や、グッズやカフェも楽しみたい人は必見です。
セーラームーンが大好きなみなさんは絶対にチェックして、ミュージアムにも足を運んでくださいね!!
<ミュージアムの概要>
会場 | 六本木ミュージアム(東京都港区六本木5-6-20) |
期間 | 第1期 7月1日(金)~9月4日(日) 原作第1部・第2部を中心とした原画60点を展示 第2期 9月10日(土)~11月6日(日) 原作第3部・第4部を中心とした原画60点を展示。 第3期 11月12日(土)~12月30日(金) 原作第5部を中心とした原画を展示予定。 |
休館日 | 9月5日(月)~9日(金) 11月7日(月)~11日(金) |
開館時間 | 10:00~18:00(最終入場17:30) 8月8日〜21日は10:00〜20:00(最終入場19:30) |
期間中に展示する原画の入れ替えがあります。入れ替え期間に休館日が設けられていることに注意してください。
原画は今回のミュージアムの最大の見どころです。できれば第1期〜第3期の全てが見られるように日程を調整して3回行くことがオススメです。(筆者はもちろん全ての期間に1回ずつ行くつもりです。)
また、グッズを買いたい場合やカフェに行きたい場合にもチケットが必要になります。
グッズだけを買いに行ったり、カフェにだけ行くことはできないので注意してください。
<チケットの取り方>
予約サイトから前日の20時まで、前売り券が購入できます。
前売り券のほうが当日券よりも200円安く購入できるため、前売り券を購入したほうがお得です。
8月中旬現在、第2期最終日の11月6日(日)までの前売り券が購入できます。
日付と入館時間を指定し、1回の申し込みで6枚まで購入可能です。
前売り券 | 当日券 | |
一般・大学生 | 2,000円 | 2,200円 |
中学・高校生 | 1,200円 | 1,400円 |
小学生 | 600円 | 800円 |
入館時間の区切り | |||
10:00~10:30 | 10:30~11:00 | 11:00~11:30 | 11:30~12:00 |
12:00~12:30 | 12:30~13:00 | 13:00~13:30 | 13:30~14:00 |
14:00~14:30 | 14:30~15:00 | 15:00~16:00 | 16:00~17:00 |
17:00~17:30 | (17:30~18:00) | (18:00~18:30) | (18:30~19:00) |
(19:00〜19:30) |
クレジットカードを利用したオンライン決済の場合は、手数料はかかりません。
入館時にサイトにログインし、電子チケットを表示します。
コンビニ支払いの紙チケットの場合は220円の手数料が発生します。
ちなみに6年前に開催されたセーラームーンミュージアムでは紙チケットにセーラームーンの柄が印刷されていたそうです。今回の紙チケットにはそのような印刷はないようなので、コンビニ支払いの紙チケットのメリットは特にないです。
また、混雑回避のために、一度に入館できる人数に制限が設けられています。人気の土日祝日はチケットが売り切れの時間帯もあります。行きたい日程が決まっている場合は早めにチケットを予約しておきましょう。
特に日程にこだわらない場合は、早めにチケットをとる必要はないと思います。
8月中旬現在、第2期開始の9月10日(土)、11日(日)の土日以外、どの日程も空きがあります。
第1期も中盤になり、当初よりは来場者が少なくなってきていることが予想されます。
感染症などの社会情勢や、自分の予定や体調を考えて直前にチケットを取っても問題なさそうです。
当日のチケットに余裕がある場合は、サイトと会場の窓口で当日券の販売があります。
こちらの公式Twitterから当日券の販売情報が発信されていますので、急に行きたくなった場合はチェックしてみてください。
入館時間は受付する時間のことで、ミュージアム内での制限時間ではないです。
特に制限時間は設けられていないので、一度入館したら、ゆっくりと展示を見ることができます。
<会場までの行き方>
会場の六本木ミュージアムへは公共交通機関での来場がおすすめです。
専用の駐車場はありません。
- 東京メトロ六本木駅より徒歩7分
- 東京メトロ麻布十番駅より徒歩10分
おすすめは六本木駅大江戸線の5番出口から出て、外苑東通りを歩くルートです。
六本木駅日比谷線3番出口を出て、芋洗い坂を通るルートや、麻布十番駅から向かうルートで行くと、坂道に遭遇するのでおすすめしません。
Googleマップや、こちらのサイトから地図を確認してみてください。
<ミュージアムレポート>
入館
受付までの通路では、このミュージアムのために描き下ろされたセーラームーンのタペストリーがかけられています。
受付に並んでいる時にスマホでイープラスのサイトにログインし、前売りチケットを表示させておきます。
私は7月の平日11時〜11時30分の時間帯に入館の前売りチケットを前日に購入しました。
ギリギリの時間に着いたので、列に並んでいる間に11時30分を過ぎてしまいましたが、問題なく入館できました。
公式サイトの「よくある質問」ページにも記載がありますが、予約時間前には入館できないようです。また、遅れることになっても特に連絡はいらず、同じ日の他の時間帯に入館できるそうです。
受付でグッズ購入券をもらいました。グッズ購入時に必要となるので無くさないように注意しましょう。
没入型体験シアター
大きなスクリーンに美少女戦士たちの動画が流れ、出迎えてくれます。
写真撮影はOKでしたが、上映中の動画撮影は禁止でした。
上映が終わるとセーラー戦士1人ずつの映像が順番に流れるので、この時が撮影チャンスです。
原寸大のアイテムの展示もありました。
この部屋は人数制限があり、連続で見ることはできず、見終わったら次の部屋へ移動する必要がありました。
ホログラム原稿展示
物語中の名台詞が集合し、ホログラムの加工がされていて、さらに輝きが増しています。
みなさんの好きなセリフは展示されているでしょうか?
アニメシリーズの展示
それぞれのシリーズに分けて、キャラクターの衣装設定や、貴重な絵コンテが展示されています。当時のアニメシリーズだけではなく、最近の「Crystalシリーズ」や来年公開の映画「Cosmosシリーズ」の展示もありました。
大人だけではなく、小さな子どもも楽しんでいる様子が見られました。
コレクション展示
今までに発売された玩具やグッズの展示コーナーです。
漫画の連載当時に発売されていた玩具は、懐かしさがいっぱいです。
実際に幼い頃に持っていたアイテムを見ると、セーラームーンになりきって遊んでいた当時のキラキラとした気持ちを思い出します。
今でもこんなにトキメクのなら、処分せずに大切にとっておけば良かったと思いますよね。
最近発売されたグッズも展示されていました。
なかなか全てのグッズをコンプリートするのは難しいのでこちらで見られるのは嬉しいです。
また、セーラームーンをイメージして作られたウェディングドレスの展示もありました。
こちらのドレスは近くで見ると、細かいところまでセーラームーンの世界観が表現されていることがわかりました。
セーラームーンオタクとしては、結婚式で着たかったな〜と思うところですが、調べたらなんと着用して撮影できる施設もあるそうです。もちろんウェディングフォトでなく、ドレスを着ての撮影が目的でOKです。
衣装展示
セーラームーンのミュージカルで使われていた衣装の展示です。
近くで見ると、とてもキラキラしていてステージ上でも映えそうな衣装でした。
1つ1つの衣装がしっかりと作り込まれていることがよく分かりました。
漫画雑誌の表紙展示
漫画の連載当時の「なかよし」や「るんるん」の表紙がまとめられていました。
見覚えのあるイラストがたくさんあり、懐かしい気持ちになりました。
こんなにたくさんの号で表紙になっているセーラームーンは本当に人気なんだな〜と嬉しくなりました。
注意点として、1ヶ所のみの狭い通路での展示なので、長時間ずっと見ているのは他のお客さんの迷惑になってしまうかもしれません。
原画・原稿展示
本展覧会のために原作者・武内直子氏が描き下ろした新作原画や、初展示を含む貴重なカラー原画などを過去最大規模で展示します。
セーラームーンミュージアム公式HPより
セーラームーンの原作者、武内直子さんが書き下ろした本物の原画が展示されています。
間違いなく、この原画展示スペースが今回のミュージアムの一番の見どころです!!
この原画展示スペースのみ、撮影が禁止されていました。
写真でお伝えすることができないのは残念ですが、ぜひ実際に見に行って、原画の美しさを体感してほしいです。
今から30年ほど前の原画になるので、もちろん手書きのイラストです。
その1つ1つの線の描き方や、色の塗り方、色合いの繊細さが本当に美しかったです。
どうやったらこんなに美しい絵を描けるのか、作者はどこからインスピレーションを得ているのか、作者の頭の中がのぞきたくなるような絵の数々でした。
そしてこんなに素晴らしい世界観を形にし、世の中に送り出して下さったことに感謝の念を抱かずにはいられませんでした。
私の訪れた7月は、原作の1、2シリーズから60点ほど展示されており、1つ1つが見応えがありました。
まるで芸術品を眺めている気持ちになり、他の美術館にいるよりも、このスペースに長く滞在してしまいました。1周見ただけでは物足りず、3周してそれぞれの絵の細部までよく見てやっと満足しました。
ミュージアムに行かれる方は、ぜひ実物の原画の細かいところまでじっくりと見てみてください。写真では伝えきれない美しい世界がそこにはあります。
書き下ろしイラスト展示
描き下ろしイラスト1
描き下ろしイラスト2
描き下ろしイラスト3
このミュージアムのために描き下ろされた作品の展示が3点ありました。
こちらもセーラームーンの絵の繊細さがよくわかるイラストでした。
また、近くに世界的なシューズブランド「ジミーチュウ」とのコラボレーションのブーツも展示されていました。
グッズコーナー
グッズ売り場
グッズコーナーは広々としていて、そこに置かれたたくさんのセーラームーングッズに心が踊ります。
ミュージアム限定グッズやセーラームーンストア限定グッズ、2023年公開の映画のムビチケの発売がありました。
欲しかったグッズの何点かは売り切れとなっていて残念でした。
再入荷は未定とのことで、グッズとの出会いは来館するタイミングによるんだな〜と思いました。
また、グッズの転売防止の観点からか、購入の点数制限も設けられていました。
購入品は厳選し、こちらのノート、ポストカード、クリアファイルの3点となりました。
原画の美しさを見てしまった後は、原画グッズが欲しくなり、このラインナップになりました!
購入の際には、入場の時にもらった「グッズ購入券」が必要になります。
1人につき1会計のみの使用となるので、買い忘れがないように気をつけましょう。
袋は有料になり、六本木ミュージアムのロゴが印刷されたものでした。セーラームーンミュージアム限定の袋ではないので、エコバッグを持っていっても良いと思います。
ちなみにこの記事を書いている8月中旬に公式HPを確認してみると、売り切れだったグッズが再入荷されていました。
絶対に欲しいグッズがある人はこまめに公式HPを確認し、売り切れ中のアイテムと販売中のアイテムを確認し、グッズが販売されているタイミングでミュージアムを訪れた方が良いかもしれません。
カフェ
カフェメニュー1
カフェメニュー2
グッズコーナーを出ると最後にカフェがあります。
私は11:30に入館し、2時間ほど展示やグッズを見ていたので、時間は13:30になっていました。
平日にも関わらず、この時点で20組ほどの入店待ちの列ができていたので、カフェに入ることは諦めました。
待ち行列は、前の人たちは座って待つところがありましたが、列の後ろになると立って待つことになるので、待ち時間が辛いだろうと思いました。
次に訪問した時には絶対にカフェにも入りたいので、注意点をまとめ、対策を考えました。
以上を踏まえて、次回は一番早い時間の10時に入れる前売りチケットを購入しようと思います。
そして、1時間ほど展示品とグッズを見て、11時のカフェの開店時間と同時に入れるようにしようと思います。
ちなみに外に出ると、タピオカドリンクで有名な「THE ALLEY(ジ アレイ)」とのコラボドリンクのワゴンがあります。テイクアウトし、外のテラスでドリンクを飲むことができます。
コラボメニュー
真夏の炎天下ということもあり、あまり行列はできておらず、すぐに買えそうでした。
<まとめ>
最後にここまでで紹介したセーラームーンミュージアムの攻略法をまとめておさらいします。
- 原画の展示が一番の見どころ!
- 原画の展示内容は3回に分けて変わるので、全ての原画が見られるように日程を調整して行く。
- 事前に前売り券を購入しておく。
- 会場までは東京メトロ六本木駅から外苑東通りを歩くルートで行く。
- 撮影OKとNGの展示があるので注意する。
- グッズは公式HPを見て販売状況を確認する。
- 待たずにカフェに入りたい人は朝一番のチケットを購入して行くのがオススメ
ぜひこちらの攻略法を実践し、セーラームーンミュージアムを後悔のないように最大限楽しんでくださいね!
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